引っ越します。長女が就職のため家を出ることになり、この住処では広すぎるし家賃が高いので、次女とコンパクトな賃貸住宅に引っ越すことにしました。とは言っても、次女も1年で家を出る予定なので、物件探しは後々の一人暮らしを見越して考えました。
物件探し
物件を探していて気づいたのですが、今の1Kはトイレと洗面所が一緒にある物件が多いのですね。まぁ、一人暮らしを想定しているのでしょうから支障はないのかもしれませんが、臭いとかどうなんだろう?と思ってしまいます。また、ユニットバスで洗面台が浴室にある物件。これは洗顔時の必要な物を置く場所が無いので、考えられない。そうやって探すとなかなか無いのですね、ピンとくる物件が。
1年後には1人になりますが、1年間は2人暮らし。荷物のことも考えると少しでも広い物件を。そしてバス・トイレは別。洗面所独立。室内洗濯機置き場。一応女性なので(おばさんですが)2階以上。駅から徒歩10分以内。ちょっと贅沢な気もしますが、この条件で探しました。急いでいるわけではないので、気になる物件が出てくるまで色々なサイトを見て待ちました。
そして、これは⁉という物件を見つけました。1Kだけどそこその広さの物件。キッチンも一人暮らしには十分な広さで、2口コンロ。バス・トイレ別で、2階。室内洗濯機置き場で、洗面所独立。勤務地から1駅分遠くなるのは予定外だけど、まあ良いとしましょう。築10年位のきれいな物件でしたし、静かな環境でしたので決めました。
さあ、初期費用を抑えましょう
次は不動産との契約までの交渉です。初期費用をできるだけ抑えたいこちらとしては、不動産が提示してくる見積もりを素直に受け入れられません。またここで、不動産がいかに良心的かそうでないかがわかります。
まずは、仲介手数料。1か月分が見積書に記載されていました。む、む、む。ネットの物件紹介の中に、「仲介手数料割引実施中」と記載あり。これって、と指摘したら、あ、後日半分の金額が返金されます、と。こっちが言わなかったらそのまま1か月分?
それから保険料(火災保険)。2年で20,000円。これは自分で火災保険に加入したらもっと安くなります。確認したら、契約内容に条件があるのでオーナーに確認するとのこと。後日、借家人賠償責任の限度額が1,500万円以上だったら大丈夫、と連絡をいただいたので、個人で加入することにしました。
加入した火災保険は、日新火災海上保険の「お部屋を借りるときの保険」。借家人賠償責任の限度額が2,000万円。修理費用、個人賠償責任、家財の補償等が含まれ(詳しくは日新火災海上保険のHPを参照)て、保険料は1年で5,000円(年齢・希望条件で異なる)です。2年で10,000円。提示されていた保険料の半額で済みます。
また、この物件の見積もりには、消毒料と消火剤が含まれていましたが、丁寧にお断りしました。消火剤は処分するときが面倒ですし。
以上のこちらの要望をこの不動産は丁寧に対応してくれました。内心は、うるさい客だ、とでも思っていたのでしょうが。少しいい加減だなあと感じるところもありましたが、初期費用が随分抑えられたので良かったです。
まとめ
賃貸で引っ越しを考える際には、自分の条件にあう部屋が出てくるまで気長に待ちましょう。そして契約する際には、不動産の提示してくる見積書に、自分にとって不要なものがないか確認しましょう。不動産は自身の利益のために色々と言ってきます。契約者のためだと言わんばかりに。でも、そこでこちらの要望を伝え、それにちゃんと対応してくれる不動産は安心してその後もお付き合いができます。そして初期費用を抑えることができれば、その分はその後の生活で有効に活用できるのです。
新しい生活を迎える際には、その先の時間を明るく感じられるようにしたいですものね。
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